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ベビーマッサージってどんな感じ?

赤ちゃんとのスキンシップとして注目されているベビーマッサージ。

親子の絆を深めたり、赤ちゃんの心身の発達を促してくれたりといった様々な効果が期待されています。

そう聞くとすぐにでもやってみたい‼ と思う方も多いかもしれませんが、赤ちゃんの肌はまだまだ未熟で薄くデリケートなんです。ベビーマッサージは大人のマッサージとは似ても似つかないものです。

間違った方法でやってしまうと肌を痛めるなど赤ちゃんにとって逆効果となってしまいますので、きちんと理解した上で行いましょう。

今回は、そんなベビーマッサージについてご紹介します。

ベビーマッサージとは?

ベビーマッサージとは、赤ちゃんとのスキンシップのひとつです。
大人に行うような凝りをほぐすマッサージとは違い、赤ちゃんの肌に優しく触れて愛情を伝えることで、心と体の発達に良い影響を与えるとされています。
また、お母さんやお父さん自身も赤ちゃんに触れてその反応を見ることで倖せホルモンが分泌され、情緒が安定するとも言われています。
ベビーマッサージは赤ちゃんの心身の成長に与える効果だけでなく、お母さんやお父さんにも良い効果を与えてくれるものなのです。

ベビーマッサージの効果・メリットとは?

心と体が健やかに育つお手伝いをするベビーマッサージには良い事がたくさんあります。それぞれについてお伝えします。

赤ちゃんの精神の安定

優しく心地よい刺激があることで、精神的に安定します。精神が安定することで、寂しくて泣き出したり、日中の激しい刺激を受けたりの夜泣き改善も期待できます。

脳や身体の発達を促す

優しく触れられる事により、脳に刺激を与え発達を促します。また血行を促進し筋肉の発達もサポートします。

便秘の解消を促す

お腹をゆっくり刺激する事で、赤ちゃんの便秘解消を促します。但し、強く押しすぎないよう、撫でる感覚で触れましょう。

赤ちゃんの体調の変化を見つけやすくなる

言葉を発する事が出来ない赤ちゃんです。その赤ちゃんの様子を見ながら行うマッサージ行うことで、ちょっとした体調の変化にも気づきやすくなり早い段階で対処できるようになります。

お母さんやお父さんの効果

見ているだけでも可愛い我が子ですが、赤ちゃんの反応を見ながら行うことで、深い愛情も感じやすくなり親子の絆も深まります。
また、柔らかい赤ちゃんの肌に触れることで、リラクゼーション効果を得られます。

ベビーマッサージはいつから始められる?

ベビーマッサージを始めるタイミングは、刺激の度合いによって様々です。
また産後すぐのお母さんの体調や赤ちゃんの体調を見ながら始める事が一番です。

生まれた直後から行えるものもありますが、生まれたばかりの赤ちゃんの肌はとてもデリケートなうえ、いきなりマッサージのような刺激を与えると驚いてしまう赤ちゃんもいます。
まずは手や足など触れられることに慣れている部分から始め、身体全体に触れるようなマッサージは生後6~8週間を目安に行いましょう。
特にオイルを使用するマッサージは少なくとも生後4週間を目安にするといいでしょう。(1ヶ月健診を受診後)

決まった時間帯はありませんが、赤ちゃんの機嫌の良いときやお母さんの都合の良いタイミングに行う方が良いでしょう。
おすすめは入浴後や就寝前です。1日1回10~15分程度を目安に行います。
また、赤ちゃんの負担にならないよう何回かに分けて部分的に行うのもおすすめです。
尚、授乳後や食後すぐは吐乳などの事を考えて控えてください。他には、予防接種を受けた後や発熱時、湿疹などで肌の調子が良くないときなどもベビーマッサージは控えましょう。

ベビーマッサージの準備

使用するものは、赤ちゃんを寝かせるバスタオルと、マッサージオイル(使用しなくてもOK)です。
マッサージオイルは、刺激の少ない植物性のものを使用します。ホホバオイル、カレンデュラオイルといったものです。ベビーマッサージ専用に市販されているものもあるのでチェックしてみましょう。
また、赤ちゃんが泣いてしまったときのためにおしゃぶりやお気に入りのおもちゃなど用意しておくと安心です。
ベビーマッサージを行う際の室温は25度前後にしておきます。ベビーマッサージは赤ちゃんを裸にして行うため、室温は十分に気をつけて、直接風があたらない様にして、必要に応じてタオルなどをかけてあげましょう。
また、オイルを使用する場合は事前にパッチテストを行います。赤ちゃんの太ももや二の腕に500円玉ぐらいのオイルを少量つけて10~30分ほど様子を見ておきましょう。時間が経ち、肌に赤みが出ていないかを見ます。もし肌に赤みが出ている場合はそのオイルを使用するはやめておきます。
お母さんの準備は、未熟な肌を傷つける事の無い様に爪は切り、アクセサリーは外しましょう。手が冷たいと赤ちゃんはビックリしてしまうので指先や手のひらをこすり合わせて温めておきましょう。

ベビーマッサージのやり方

ベビーマッサージをするときは、いきなり始めるのではなく、必ず赤ちゃんに「ベビーマッサージを始めるよ」と声をかけてから行いましょう。急にマッサージをすると赤ちゃんがビックリしてしまいます。声をかける事は子育ての中でとても重要な事です。
また、ベビーマッサージで最も大切なのは「赤ちゃんとのスキンシップをはかり、愛情を伝えること」です。
強い刺激ではなく赤ちゃんの肌に優しく触れることを意識しましょう。

ベビーマッサージ後の注意点

ベビーマッサージ後は、始めるときと同じように「マッサージ終わったよ」と声をかけてあげましょう。
代謝が上がって水分が必要となりますので、マッサージ後はミルクや白湯などで必ず水分補給をするようにしましょう。
皮膚が未熟な赤ちゃんは触れる事で、赤くなったり斑点になったりする場合があります。
時間の経過とともに少なくなって行くようなら心配する事は少ないですが、多くなって機嫌が悪くなるようでしたらかかりつけのお医者様に相談をしてください。

今回ベビーマッサージはどんな感じであるか?をお伝えしました。
手技についてはお一人お一人にあったものをお伝えしていきたいと思っております。

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