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ベビーマッサージはお父さんがやってもOK?やった方が良いの?

ベビーマッサージはお母さんが行うもの!!と言うイメージが強くありませんか?

そして良く質問を受けます。お父さんも良いのでしょうか?と

答えは・・・

ベビーマッサージは・・・

お父さんもベビーマッサージを行っても大丈夫です。
大丈夫と言うより、是非積極的に行っていただけたらと思っています。
お父さんだけでなくおじいちゃま・おばあちゃまも行っていただけるならば、とても良いかと思います。
沢山の人からいっぱい触れてもらう事がとても大切だと思っています。
では何故?大切なのでしょうか?

ベビーマッサージはタッチコミュニケーションでもあるのです。

言葉で気持ちを表すことが、まだ出来ない状態の赤ちゃんの気持ちの表現は、「快」=「笑う」「不快」=「泣く」と単純な時とそうでない時がありますよね。
その単純に不快と言う括りでまとめていても、何で不快なのか?
お腹が空いている?おむつが気持ち悪い?お母さんは日中ずっと見守っているからこそ「何が気持ち悪いのか?」をすぐに気がつきます。
(そんなお母さんも初めの頃は解らなかったと思います。)
ベビーマッサージは赤ちゃんの体の状態の観察も行えるのです。例えば、服のゴムが食い込んでいる事を発見したり、皮膚が赤くなっているのを見つけたりと体の表面の事をすぐに見つけ対処できます。
またマッサージをしている時は、赤ちゃんのお顔を見つめて行います。ですから気持ち良い顔を見たり、嫌になっている顔を見たり、しながらマッサージを行う事や、日中の赤ちゃんと触れ合う事が少ないお父さんにとってとても良い時間になると思います。

どのタイミングで行えば?

ベビーマッサージを行う一番ベストなタイミングはお風呂上りであると、オイルが保湿効果の働きをより効果的に発揮してくれます。
けれどもお風呂を一緒に入っているお父さんやお仕事で帰宅が遅くて一緒にお風呂に入れない場合があると思います。
そんな時は体全体を行うマッサージではなくて足の部分とかお胸の部分とか、一部分だけを行うのも良いです。

部分的にってどこが良い?

ベビーマッサージを行う時は基本的には、足から行っていきます。
これは普段赤ちゃんがおむつ替えなどで触られていて慣れているからです。
もし足先が冷たくなっていたら足のマッサージから始めて行っても良いかも知れませんね。
また便秘でしんどそうなお腹を見たらお腹やお尻のマッサージを行ったり、寝つきが上手く行かなかったり夜泣きがありそうなときはお胸のマッサージを行ったり、とその時その赤ちゃんに合わせて行っても良いと思います。

部分的でオイルは?

外出先などでお洋服を着たままの場合に行いたいときには、難しいと思います。そんな時は無理せずに優しく行ってください。衣服との摩擦によりお肌が赤くなったりすることがあるかもしれませんが、赤みが薄くなってきた、などの場合は心配することはないかと思います。時間経過とともに、赤みが強くなり、また他の症状が出てきた時には、受診をおすすめします。
またご自宅などで行われる場合には部分的でもオイルを使用して行っていただいても大丈夫です。
この場合には、太もものや二の腕など軟らかい部分でオイルの反応を見てください。
塗って赤くなるようでしたらオイルは使用せずに、優しくマッサージを行ってください。
赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟です。普段のお着替えなどでも摩擦が生じて、お肌がカサカサになりやすいので、保湿効果もあるので、あの赤ちゃんに合ったオイルを見つけておくのもよいかと思います。

授乳や食事30分は・・・

お腹が満たされてご機嫌になるのは大人も子どもも一緒です。
そのご機嫌なうちにベビーマッサージを行うのはちょっと待ってください!!
大人の胃は簡単に言うと琵琶湖のような形になっています。胃の奥の部分が膨らんでいて、そう簡単に戻すことはないのです。一方赤ちゃんは奥の膨らみが未熟ですので、胃壁が出来ていないのです。なので戻しやすくなっています。
このことから授乳や食事30分以上間隔をあけてください。

一番は・・・

細かい注意点がたくさんあり、段々難しいなとか、やるのが嫌になってきた、と思われているお父さんもいらっしゃるかもしれません。
ベビーマッサージは親子のスキンシップ・タッチコミュニケーションとしての意味合いとして考えると、赤ちゃんにとって何よりもお父さんの笑顔が見れるのが嬉しいのです。
お父さんの笑顔を見ることにより、嬉しくなり、赤ちゃんも笑顔になります。
まずはそこから始めることが大切です。わからないときはお母さんに聞いてみたり、お母さんと一緒にベビーマッサージ教室にお越しください。
笑顔が溢れる時間になりますよ!!


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