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プロのセラピストが教えるベビーマッサージの歴史

産まれて間もなくの小さなベビちゃん
お着替えも恐る恐る行う
そんな子育てが初めてのママさんやパパさんにも
触れる事の大切さを知って頂き何故ベビーマッサージが良いのかと数回に分けてお伝えしていきます。

育児方法の違い

まずは育児・子育てにも大きく変化をしてきた歴史があります。
そのあたりを少し見て行きます。

抱かない・触れない育児方法(触れる事をしなくなった時期)

我が子が愛おしくて自然と頬を合わせて見たり撫でたりと行ってきました。
しかし母親が働き手として社会に進出するにあたり、育児の合理化が進みました。
そこで必要な時以外は抱かない・触れない事や泣いても抱き上げないなどの育児法を唱える学者が現れました。

日本における育児法(触れていた時期から触れない時期)

江戸時代には小児あんまとして専門家が家庭を回り施術を行っていた。しかし文明開化により西洋医学が導入されて衰退していきました。
それでも、さするなど育児習慣は残りました。しかし第二次世界大戦以降に「抱き癖がつく」などから育児習慣が変わってきました。

育児法の見直し(触れる事を見直した時期)

アフリカの赤ちゃんの成長の早さに気がついたマルセルガーバー博士によりアフリカの育児法に注目し「赤ちゃんの要求に基づいた方法」に立ち戻りコントロールするのではなく安心感を与える育児に戻って来ています。

触れる事は心の結びつき

抱かない・触れない育児法により元々自然にあった、触れ合う事が途絶えてしまい、その事により世界中で起きている猟奇的事件が多発していると考えられています。
心の結びつきは本能的なところから生まれるものだと認識されてきました。
その事から子どもが健やかに成長するために皮膚刺激が重要であると言われてきています。

そこで現代社会においては様々な文化や育児法などをミックスして、科学的なデーターを元にベビーマッサージの技術が編み出されてきています。

今回は育児法の変化についてお伝えしました。
育児法の変化は身近なところでも実際にあります。
うつぶせ寝やシッカロール湯冷ましなどの与え方等々あります。今の子育て方法も50年後はどう変化しているでしょうか?

この育児法の変化に伴いベビーマッサージの必要性が重要視されました。
また次の機会にその事をお伝えしたいと思います。


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